部屋を片付けたい!部屋が片付かない!
断捨離って難しい。
家族が増える予定なので、部屋の中の家具や物の配置換えをするために大規模な掃除に取り掛かっている。
出てくる出てくる捨てられないもの
免許取り立ての時に頂いたマップル
今まで勤めていた会社の給料明細書
昔UFOキャッチャーで取ったぬいぐるみ
ポップコーンバケツ
ほとんど出番のないカバン
年賀状や手紙 などなど
今後使う場面ってほぼないのは分かってる。分かってるんだよー。
でも、思い出って厄介で「そういやあんな事もあったなぁ」ってのが頭の中に出てきた瞬間に、それに関わる品がなかった時の切なさと言ったら。
小学生の頃、メモ帳に漫画を描いていた。
【ぶさいく ぶさ子】と【きれいで しょう子】という小学生の女の子が主人公の話で、後にも先にも一作きちんと完成させた物語だった。
コマ振りは全く無視の一ページを3分割して縦に読み進めていくという構成だったが、カラーペンを使ってのフルカラーという手の込みようだった。内容は、超絶可愛いぶさいくぶさ子と超絶ブスなきれいでしょう子がパラレルワールドに飛ばされてなんやかんやという話だったはずなんだが、最後までよく思い出せない。
手元にない理由は覚えている。
中学生の時に仲良かった友達に渡したんだった。
数年後、ふと漫画のことを思い出し友達に連絡を取ったが、その子は漫画のこと自体覚えてなかったし、探してくれたようだったが見つからなかった。
こんなことなら渡さなければ良かったとすごく後悔している。
もちろんその時はとても仲が良く、あげてもいいと思ってたから仕方がないのかもしれない。今でも疎遠にはなったが連絡を取れない仲ではないからいつか見つかることを密かに願っている。
読めるならもう一度読みたい。読んでニヤニヤしたい。
切なくなってみても部屋は片付かない。
さらにものは減らなくなるばかり。どうしたもんか。